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2006年06月16日

誰のために仕事をする?

よくこういう言葉を聞きます。
(特に私のような40代の人からはよく聞きます)

「私は家族のために仕事をがんばっています!」

「妻や子供を養うために一生懸命やっているんですっ!」

自分とは価値観が違うなぁ・・・と思いつつ、聞きようによっては極めて美談ですし、
世の中の多くの人がとっても納得しやすい「お言葉」であります。
まぁ普通に聞けば、「そうだよね」と何ら疑問を持たずに思ってしまう内容なのですが
どうも最近この言葉を耳にすることが多くなってから、ふと疑問が湧いてきたんです。

どういう疑問か・・・?

簡単に言ってしまえば「え?それホンネ?」とつい売れない漫才のような、何ら
気が利かない突っ込みをしたくなってしまうのです。
確かに私も(世間的には)妻1人、子供2人の夫であり父でもあるのですが、どうもこういう
言い方は好きではないのです。

だって・・・(考えが古いのかもしれませんが)

「家族のために一生懸命やるのは当たり前だろ?」と。
そして
「そんな当たり前過ぎることをわざわざ言う必要もないでしょ?」
と、言いたくなってしまうんです。

「家族のためにがんばって働くのは、男として(空気を吸うみたいに)
当たり前のこと。そんなことではないレベルであなたは何を目標にして
がんばってるの?」

と言いたい。
そしてそういうことを言う人に限って「仕事をがんばってない!!」どことなくいい加減だし、
細かいことで結構手を抜く。

「妻や子供、家族をダシにして、当たり前のことを言ってカッコつけるなよ~」と言いたくなります。
こういうことを言って自分ががんばってる、そして「手かせ・足かせ」の家族を養っているという
悲壮感もちょっぴり漂わせている妙な「やらしさ」も感じてしまうんです。
本当は仕事なんか「がんばりたくない」けど、こういうことを言えば「がんばっているつもり」に
なっている「マスターベーション」にしか見えない・・・(汗)

「仕事をがんばっているつもりマスターベーション」のダシに使われた「家族」もいい迷惑だよねぇ・・・
とついつい思ってしまうのです。(ちょっと過激ではあります)

「(家族のためにがんばるのは当然として)自分のためにがんばっている!」
と言えるようにならないと、何でもがんばれないですよ・・・と思うのであります。

 

(株式会社 タカハシ&パートナーズ 代表取締役 高橋 剛)

PS
ちなみに気のせいかもしれませんが・・・こういうことを言っている人の家族ほど、結構冷静なもんなんですよねぇ。



投稿者 : | 2006年06月16日 21:04

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