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2008年11月14日
『プロに近付いてきたんかなぁ~ Part.2』~☆浦上俊司

プロレスラーみたいなことをやってしまった。
いや、場末のバーで素人と乱闘騒ぎを起こしたり、蛍光灯を立てかけたコーナーポストに頭から突っ込んで行ったりしたわけではない。
一度引退して又もやカムバックしてしまったのだ。
私が結婚式のMCを引退した件(くだり)は、以前の記事に書いた。思い出すのも総毛立つ致命的なミスだ。
もう、タキシードを着てマイクを握ることはないと思っていた。
しかし・・・。しかしである。
「どうしても浦上さんじゃなきゃ、やだぁ~」とご指名されると、頑なに拒否するのも大人げない。
「浦上さんの声と喋り方が気に入りました。ぜひお願いします」とホテルにおいてあるDVDを見て褒められると、その気になってしまう単純な私だ。
私の仕事へのこだわりを優先して、世のニーズを無視するのは幼い自己満足に過ぎず、正しい職人としてのあり方ではないと判断し、久々に仕事を請けた。
そして、やる限りは全力でやる。ギャラは眼中から外して全力でやる。
披露宴が半ばに差し掛かった時だった。
新郎の友人がスピーチした。
最後に彼は何を思ったのか、こんな事を言った。
「では、新郎新婦の末永き幸せを祈ります。これからは家族ぐるみのお付き合いをよろしくお願いします。・・・あっ、それから余談ですが・・・。今日司会をされている浦上先生の営業研修を受けた事があるんです。とても勉強になったので、脱線しますがご紹介します」と。
あぁ~、私のことを‘先生’って言っちゃダメ~と心の中で焦ったが後の祭り。
結婚式の列席者の方々に私の正体がバレてしまった。
MCはあくまでも‘陰の黒子的存在’である。目立ってはいけない。
MCはあくまでも‘おもてなしをする給仕’である。先生などと呼ばれてはいけない。
どんな職業にも、その職業らしい‘らしさ’があるのだから。
しかし、色々な所で‘露出度’が増えてきているのだなぁ~。私もプロに近付いてきたんかなぁ~。
ありがとうございます、感謝。思わぬ所で再会を果たした受講生の青年。(すんません、私は覚えてなくて・・・)
ありがとうございます、感謝。一度復帰すると次の指名が舞い込んできて結局引退できないMCの仕事。(もっと若くてピチピチしたMCの方が華やかでしょうに・・・)
ありがとうございます、感謝。どこで見られているかも分からない緊張感をキープして日々の行動を正そうとの気付き。
~☆浦上俊司
投稿者 : 浦上俊司| 2008年11月14日 22:44
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