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2007年05月03日

『Mc FLURRY』~☆浦上俊司

浦上俊司

フルリレロ~!のキャッチコピーが妙~に美味そうだったし、暑苦しい気温だったのでマクドに入って注文してしまった。
ノートパソコンの電源が無くなっていたので、こんな時はマクドのコンセントが非常に助かる。

スーツ姿のオッサンが、「あのぅ~、すいません、マックフルーリーっちゅうやつ下さい・・・。」と控えめに頼むと、バイトの女の子が元気良すぎる声でレジで復唱しやがる。
「はいッ!マックフルーリーおひとつですねッ!ご一緒にポテトはいかがですかッ?」
や、や、やめてぇ~なぁ~、おっちゃん恥ずかしがなぁ~。

「このままでもよろしかったですか!」と変な過去形で聞いてくるので、「え、ええ。そのままで結構ですよ」とトレーに乗せずカップのまま受け取って禁煙席に陣取った。
早速コンセントをお借りし、ノートを立ち上げ、メールチェックとブログを書こうと集中した。

いつもは、ほとんど口をつけない100円の煮詰まり過ぎた不味いホットコーヒーだが、今日はフルリレロ~!だ。
ふとカップを見ると‘マックシェークのような形状’である。
カップに蓋がしてあって、ストロー状の透明の物体が突っ込んである。
少し太いかなぁ?とは気になったのだが、空洞になっているし私の先入観として‘マックシェークのような形状’が脳裏にある。当然‘ちょっと太目のストロー’なのだと判断してしまった。ちょっと太目がフルリレロ~!専用のストローなのだと確信してしまった。

分からないままに・・・。
やってしまった。
恥ずかしかった。
知らんかったとはいえ、隣りの女子高生の不思議な生物を見るような私への視線が、私の無知さを雄弁に物語っていた。

く、く、く、咥えてしまったのだ。
ス、ス、ス、ストローに見えていたスプーンを咥えてしまったのだ。
そ、そ、そ、そしてチュ~チュ~チュ~と吸ってしまったのだ。

吸っても出てこなかったフルリレロ~!だった。
いつまでも私の口には入ってこないフルリレロ~!だった。
空洞からフルリレロ~!が口の中に流れ込んでくるはずだったのに、乾いた空気だけが虚しく私の口に送り込まれるだけだった。
チュ~チュ~チュ~ではなく、スースースーだった。

あのなぁ、マクド。
スプーンならなぁ、スプーンならなぁ、スプーンらしくなぁ、オッサンにも分かるようにしとかんかぇ!こらぁぁぁぁ~~~ッ!
スプーンならなぁ、スプーンならなぁ、スプーンらしくなぁ、柄の部分は空洞にせんと詰まらせとかんかぇ!こらぁぁぁぁ~~~ッ!
ほんまに紛らわしいやっちゃッ!

ありがとうございます、感謝。ストローのように見えてスプーンだったMc FLURRYからの学び。(何でも行動に移す前に慎重に吟味しよう、思い込みは厳禁だ)
ありがとうございます、感謝。半笑いをこらえながら軽蔑と哀れみと嘲笑を織り交ぜた視線を送った女子高生。(人の振り見て我が振り直せだ、私はあのような視線を人に振り向けていないだろうか)
ありがとうございます、感謝。恥ずかしかったけど仕事は捗ったマクドでの1時間。

~☆浦上俊司

投稿者 : 浦上俊司| 2007年05月03日 08:19

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