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2006年11月17日
『You Tube』

インターネットの世界の深さはアナログ人間の私には表面しか分からないが、昔のお宝映像が無料で公開されているのには感心する。便利な世の中になったものだ。嬉しい。
先日も「You Tube」で1983・11・3に行われた「長州力VS前田明(当時は日明に戻す前)」を観た。
今から23年前の長州は若い。そして一番強かった頃だろう、体の張りがピチピチで充実しているのが見て取れる。
当時の長州は、夜の街でプロレスをナメた発言をするヤツに対しては、相手がヤクザでも素手でストリートファイトを繰り広げ、一瞬で半殺しにしていたと聞いた事がある。映像からも殺気が伝わってくるようなワクワクする試合だった。
私が大学一年の秋、6畳一間のTVで観た試合を42歳の今再び観れるとは、インターネット様様である。有り難うYou Tube!
さらに前田は凱旋帰国した頃で‘新日本プロレスの将来のエリート候補’と嘱望されていた時期だ。‘七色スープレックスの使い手’として会社は売り出そうとしていた。
後に新日本に反逆し、総合格闘技ブームのルーツであるUWFを興し、RINGSで世界の兵のネットワークを構築し、今は所英男の師匠として再びマットを賑わす男になるとは、この時の対戦相手である長州も想像していなかっただろう。
この試合はもちろん‘ケーフェイ’があり、何回も極まっている脇固めを長州がギリギリで緩めたり、アームロックも捻る方向を調整しながら試合時間を考えているプロっぽさが実に味わい深い。
前田のフライングニールキックもちゃんと鍛え上げられた大胸筋で受け、前田ももちろんリキラリアットをド派手に受ける。
そんな二人の‘プロレス’が続く中、最後のサソリ固めを前田があまりに耐えるものだから、長州がキレかけた。
「折るぞッ!折るぞッ!ほんとに行くぞッ!」と目がマジの長州の声をマイクが拾っていた。
慌ててミスター高橋がレフリーストップをかけ、長州勝利でシナリオ通りだったが、昔の新日本は、このように一瞬垣間見せるセメント(真剣勝負)が堪らなくスリリングだった。
有り難う御座居ます、感謝。真のプロだった23年前の長州と前田。
有り難う御座居ます、感謝。20代前半だったと思うが‘立て板に水’の喋くりの古舘実況。
有り難う御座居ます、感謝。誰が運営者で誰が儲けているのか知らんがとにかくオモロイ「You Tube」。(史郎さんVSやくみつるは血圧上がるほど興奮して観れるぞよ)
投稿者 : 浦上俊司| 2006年11月17日 15:53
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