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2006年10月23日

『I’m OK』

浦上俊司

「ダイナミックアプネア」と呼ばれる潜水競技を観ていると、そら恐ろしくなる。
限界まで挑戦した挙句に水面に上がってきて失神する‘ブラックアウト’は、‘観てはいけないもの’を観ているような感覚になる。

その昔、私が温水プールで溺れて失神したトラウマが潜在意識のどこかに残っているのか、それとも、後にも先にも一回だけ体験した受講生の研修中の癲癇発作の衝撃が蘇るのか。

限界まで挑戦できると言う事は、私の想像だがマラソン中に起こる‘ランナーズハイ’に似た快感ホルモンが脳から出ているのではなかろうか。
酸欠状態に追い込まれた脳は、従来備わった防衛本能から危機回避のホルモンを大量に分泌するのだろう。
だから‘ブラックアウト’状態の本人は、実はメッチャ気持ちええのかも知れぬ。しかし観ている側としてはメッチャ気持ち悪いものだ。
頑張れ~~、潜水競技の選ばれしアスリートたち。

有り難う御座居ます、感謝。「I’m OK」のサインを見るたびに感謝深まる酸素の存在。(空気が普通に吸えるのは決して当たり前ではないのだ)
有り難う御座居ます、感謝。人間は魚を越えられないとの自覚を持てた事。(魚を食べる時には心からの合掌を手向けよう)
有り難う御座居ます、感謝。私も講演中に感じる古舘さんが言った‘トーキングハイ’。

投稿者 : 浦上俊司| 2006年10月23日 08:17

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